TBS金曜ドラマ『インビジブル』最終回のあらすじと感想をネタバレ有りでまとめています。
複数のネタバレ感想を掲載していますので、様々な角度から作品に対する評価を楽しんでいただけます。
【最終回】 最終決戦!志村とキリコが出した答えは…
史上最悪のクリミナルズ「リーパー」の正体がついに明らかとなった。
そんな中、初めて心を通わせたキリコ(柴咲コウ)とキリヒト(永山絢斗)。そして、そんな2人の元にたどり着いた志村(高橋一生)だったが、キリコを危険視する猿渡(桐谷健太)が彼女に銃口を向ける。
一方、捜査一課では仕掛けられていたEMP爆弾が作動し、ブラックフライデーが動きだした。猿渡は、すべて志村とキリコの仕業だと捜査一課の面々に説明し、志村を捕獲するように指示を出す。
さらに、インビジブルのサイトでは志村の身柄に懸賞金が付けられる。
警察からもクリミナルズからも追われる志村。
絶体絶命のピンチのなか、ある最後の賭けに出る・・・。
キリヒトが猿渡の手によって殺されてしまったのは残念でした。
でも最後に姉をかばっていたので、キリコの家族を思う心は届いていたと思います。
そしてキリコも今まで多くの修羅場を潜り抜けてきたであろうと推測、それによって取り乱すことなく今の猿渡などの悪い状況を打開しようと行動する凛々しさが良かったです。
志村が磯ヶ谷らの前に姿を現した時は、結構勇気がいったと思いますが、みんなが聞く耳をもってくれてほっとしました。
皆に猿渡の事をしゃべったのは、罠をはるためでは?と思え、やはり猿渡はされをこっそりと聞いていたのは抜け目がないなぁと思いました。
しかし、幼少期から人を殺していた猿渡は異常者としか思えず、人をおとしめて喜んできた様子は悪い意味でのサイコパスだなぁと確信して観ていました。
卑劣で異常な犯罪者の様子を、桐谷健太さんが怪演というか好演していて引きつけられました。
最後にみんなで猿渡を罠にかけ追い込んでいったものの、猿渡がどう反撃するのか最後まで目が離せませんでした。
そのスタジアムでキリコを追いつめる猿渡のバックに控える警察の面々は、キリコではなく猿渡を捕まえようとするのは分かっていたものの、その後の展開が読めなくて緊迫感が最後まで続いていたのが良かったです。
志村が猿渡に対して撃たないと言った時は「なんだか甘いなぁ」と感じましたが、それもちゃんと計算されての行動だったのが素晴らしかったです。
志村は淡々としていましたが、一番抜け目がなかったなぁと感心しました。
50代女性の感想 作品の評価 ★★★★
毎回ハラハラしながら観ていたインビジブルが遂に最終回を迎え、良い意味で毎回気持ちがドキドキして疲れていたので、「やっと終わった~」という思いでいます。
毎回どんどん進んでいくストーリーに、「早く次回が観たい」と思い、他の番組は録画をして時間がある時に観ていましたが、インビジブルに関しては必ずリアルタイムで観ていました。
途中から内通者は猿渡だと思い始めていたので、予想が的中したこともなんだか嬉しく思いました。
最後は大勢の仲間たちだと思っていた警察官に囲まれ、主犯格であった猿渡が見事に逮捕をされるシーンには、思わず拍手を送ってしまったほどです。
拳銃が下手だと周りから思われていたのを、否定しない志村さんの性格、正義とは何か、何を信じるのかなど、刑事としての自分をしっかり持っている志村さんの姿がとてもかっこよかったです。
猿渡が今まで全て思い通りにやってきた計画の中で唯一「人生最大のミス」として、安野さんに殺人した姿を見られたこと、と言っていましたが、何よりも「人生最大のミス」は、インビジブルの世界に入ったこと。
それを猿渡は自覚しておらず、逮捕される直前までも強気で、自分は正しい、周りの人をけなす姿など、とことん最低だと思いました。
最後はスカッとした終わり方で、気持ちがスッキリしましたが、一番最後のシーンでキリコと会話をしていたのにも関わらず、キリコの姿が見えなくなったことに疑問を感じました。
志村さんに「世の中に悪いものが紛れ込んでいる、見極めなければならない、この先も」と言われ、キリコがその言葉をどう受け止め、どのような行動をしたのかが気になるところです。
30代女性の感想 作品の評価 ★★★★★
やっと志村の長年の執念が実る時が来ましたね。
しかし警察内部を疑うなんて最初は思ってもみなかったでしょう。
それが皮肉にもキリヒトと対峙する事でその事実が分かってしまうとは。
もう少し誰か違う人物がリーパーなのかなと思ってましたが、ど直球で偉い猿渡が犯人と言うのはかなり面白いです。
しかもすごく頭のキレる、見た目はクールで内心はメラメラと燃える警察官の中の警察官の様な揺るぎない正義感を持っている刑事かと思いきやあそこまでの冷酷な大量殺人犯と言うのはかなりギャップかありすぎてショックは大きいですね。
しかし現実に警察のお偉方でこんな事をできてしまう人がいたらと思うと本当に怖いです。
それだけ桐谷健太さんの演技が素晴らしいと言う事への裏返しとも言いますが。
安野も殺し、犬飼も殺してとそして今までの過去を遡ると何百人も殺してしまってるのではないでしょうか。
その後の裁判での判決も聞いてみたいものです。
100%死刑になってしまうとは思いますが、相当に頭がいいし何かもったいない様な気もします。
もっとその頭脳を本当にいいことに使ってたらと思うと悔しくてたまらないですね。
ただ、志村には猿渡が持ってない真の正義感とみんなから信頼される人柄と言うのがあります。
最後まで最高にカッコいい警察官でした。
そしてあの強さに隠していた射撃の腕まで、ハイスペックすぎて何から何までカッコいいです。
続編があるなら是非とも観たいです。
30代男性の感想 作品の評価 ★★★★★
警察の中に内通者がいると気づいた犬飼課長。
その犬飼課長を殺したのが、まさか志村のバディになった猿渡だったとは…。
猿渡がずっと志村を陥れようとしていたのかと思うと、腹が立って仕方がありません。
志村がずっと悲しみを抱えて、安野を殺した犯人を捕まるために力を尽くしてきたのに、猿渡が安野を殺していたなんて信じられません。
その事実を知った志村の気持ちを思うと胸が張り裂けそうです。
でも自分の正義を貫抜くために、猿渡に立ち向かう志村はさすがでした。
キリコもまた最愛の弟キリヒトを失った悲しみの中、志村と共に猿渡に立ち向かう姿に胸が熱くなりました。
猿渡がインビジブルになってしまったら、世の中は想像するのも恐ろしい世界になるでしょう。
安野が死んだのは志村のせいとか、本当に猿渡が許せません。
安野が亡くなった時の志村の顔が愛おしいだなんて、狂ってますよ猿渡は。
最後の最後まで真相がわからない展開のドラマが、最近は多いような気がしますが、このドラマ「インビジブル」は明らかに犯人がわかっているのがよかったです。
観ていてどんどん猿渡への憎悪が膨らんでしまいました。
まんまとこのドラマの狙い通りにハマってしまった私です。
志村を追い詰め、キリコも追い詰めたと思っていた猿渡が、スタジアムで志村を見て驚く姿に胸がスッとしました。
捜査一課のみんなと志村、そしてキリコが一つになって猿渡を追い詰めたのが爽快でした。
志村が猿渡の正体をあんなに前から気づいていたなんてさすがでした。
最後の最後まで緊張感が溢れていて最高でした!
50代女性の感想 作品の評価 ★★★★★
見終わった直後、「ドラマのpart2か、映画で見たい。」と期待が膨らんでしまいました。
まだ捕まっていないクリミナルズはいるし、この話の中で逃げたクリミナルズもいるから、お話を作ることは出来ると思います。
映画だと、迫力ある映像で撮れるとは思いますが、私の希望はドラマでじっくり見たいです。
亡くなったキリヒトの事で、傷ついたキリコを心配している志村さんと、悲しみながらも、猿渡の過去の事や事件解決の為に動こうとするキリコ。
しっかり信頼関係が出来ていて、これからの二人を見たくなります。
それにしても、安野さんの事件の時の表情が愛おしかったって、猿渡さんの志村さんへの言葉を聞いていると、好きな人に対して告白しているみたいに感じた部分があって、この状況で言うセリフじゃあないでしょう・・・。と猿渡さんに突っ込みを入れたくなりました。
猿渡さんリーパー説を想像していた私ですが、ここまでサイコパスな感じなのかとビックリしつつ、猿渡役の桐谷さんはどこまでやるんだろうと、期待を込めて見ていました。
スタジアムでの、猿渡に対峙する志村さんは、刑事としてかっこ良かったです。
犯人を捕まえるためなら、なんでもすると言っていた志村さんなので、そのまま殺す為に撃つかもと思いましたが、キリコの言葉で冷静になって、刑事として犯人と対峙する姿はカッコ良かったです。
下手と噂されていた射撃の腕も、実は上手かったというオチもありましたしね。
ラストの、これからも見極めていくという言葉に、これからも二人は協力していくのかなという期待を込めながら、少しだけ微笑む志村さんに、少しキュンとしてしまいました。
最初にも書きましたが、ぜひ続きが見たいです。
40代女性の感想 作品の評価 ★★★★★
TBS金曜ドラマ『インビジブル』は1話~最終話まで全話Paraviで視聴可能です。
本ページの情報は2022年6月17日時点のものです。最新の配信状況はParavi サイトにてご確認ください。
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