一味唐辛子と七味唐辛子の違いは、とてもシンプルですが、味・香り・使いどころがはっきり分かれます。順番に説明します。
原料:唐辛子のみ
味:純粋に辛い
香り:ほぼなし(唐辛子そのもの)
方向性:刺激・辛味重視
辛さを足したい
料理の味を変えたくない
シンプルな刺激が欲しい
原料:唐辛子+6種以上の薬味
(代表例)
山椒
みかんの皮
黒ごま
白ごま
麻の実
青のり など
味:辛さ+香り+コク
方向性:風味・奥行き重視
味変したい
香りも楽しみたい
料理を立体的にしたい
| 項目 | 一味 | 七味 |
|---|---|---|
| 辛さ | 強い | 中程度 |
| 香り | ほぼない | 強い |
| 味の変化 | ほぼ変わらない | 大きく変わる |
| 役割 | 刺激を足す | 風味を足す |
うどん・そば(出汁の味を変えたくない)
牛丼
親子丼
豚汁
ラーメン(辛さ調整のみしたい場合)
👉 「味はそのまま、辛さだけ足したい」料理
焼き鳥
おでん
味噌汁
鍋物
天ぷら
うな丼
👉 「香りやコクを足して完成度を上げたい」料理
素材の味が繊細 → 一味
味が単調・脂が多い → 七味
例:
あっさり出汁のうどん → 一味
油多めの牛すじ煮込み → 七味
焼き鳥(塩)+一味
→ 鶏の旨味がストレートに立つ
カレーうどん+七味
→ 山椒と柑橘の香りで重さが軽くなる
一味唐辛子=辛さ専門
七味唐辛子=香りと奥行き
基準は
「味を守るか」「味を変えるか」
料理の性格で使い分けると、満足度が一気に上がります。