最初のシーンで、妻貴恵が亡くなった時、小学生の少女万理華(毎田野乃)がやってきて、部屋を整理をする所が、凄かったです。
万理華役を演じられた子役の毎田野乃さんの大人の女性の演技がとても素晴らしかったです。
母親のちか(吉田羊)が万理華に向かって、「消えてくれないかなぁ」と言ったセリフが、可愛そうに見えます。
主人公圭介(堤真一)がずっと貴恵を愛し続けている所が素敵です。
弟の友利(神木龍之介)が、一生懸命夢に向かって頑張っている姿が、かっこよかったです。
友利と貴恵の母親に会いに行ったシーンで、万理華が涙を流す所もとても感動します。
大晦日の夜にみんなで、初詣に行った時、万理華が急に倒れて、万理華の記憶が戻った所が、衝撃的です。
ちかがまりかに怒鳴り散らす所も怖かったです。
貴恵が作る料理がどれも美味しそうに見えます。
万理華の体から貴恵の記憶が、亡くなったシーンが、可愛そうに見えます。
万理華が、家で、圭介のために、愛妻弁当を作る所も小学生なのに、凄かったです。
みんなで、水族館に行ったシーンも楽しそうに見えます。
出てくる俳優さんの演技が上手で、素晴らしかったです。
心が温まるドラマで、素晴らしかったです。
20代女性の感想
10年前に交通事故で突然、最愛の妻である貴恵と別れなければいけなかった圭介。
圭介にとってはその日から時が止まってしまい生きる希望を失くしゾンビのように10年間という月日を過ごします。
こんな始まりを見て正直ちょっぴりどんよりした気持ちになりました。
でも、そんな私のどんよりした気持ちは、突然現れた小学生の白石万理華に吹き飛ばされるのでした。
見知らぬ小学生が突然やってきたら、圭介だけではなく誰もが動揺しちゃいますよね。
しかも自分は貴恵だと言い張るのだから。
最初は質の悪いいたずらだと思う圭介や娘の麻衣が、万理華の口から貴恵じゃなければわからないことを聞き、もしかして?と思い始める心境の変化の描き方が素晴らしくよかったです。
圭介や麻衣の心の中にある生きていた頃の貴恵と、見た目は小学生の白石万理華が上手くシンクロしてしまうから感動しました。
見始めるまではふわっとしたファンタジーなドラマだと思っていましたが、しっかりとした骨太なハートフルなドラマで嬉しくなってしまいました。
現実にはあり得ないことかもしれませんが、もしかしたらこんなことあるのかも。
もし自分が大切な人を亡くしたら、こんなことが起こって欲しい、そんな気持ちになる素敵な第1話でした。
40代女性の感想
万理華が意識を失って、倒れてから、目が覚めると、千嘉にママと言います。
万理華に、「貴恵」と呼びかける圭介に、「おじさん誰?」と言って怯えた、万理華は、圭介にとって、貴恵の魂が抜けた冷たい目線が、残酷です。
再び、貴恵の魂が戻った万理華に、「このおじさん誰」と言ったと、圭介が言いますが、万理華は覚えがないと言いますが、千嘉は一瞬、万理華だったと確信を持ったのは、千嘉にとっては、うれしい現実です。
麻衣は友利に不安だと言いますが、圭介は万理華が寝ぼけていただけと言いますが、それは圭介自身が現実が受け入れたくないからでしょう。
でも、麻衣は寝ぼけていないと言い張るのは、麻衣には現実を受け入れる覚悟があるようです。
圭介は産まれ代わりの本を読み、「君と再び」という小説の最終巻が今月発売だと守屋が圭介に言うと、圭介は著者の出雲に会いに行くと言います。
友利が出雲に話を聞くと、万理華が生まれ代わりだと言い、出雲は僕もそうだと言ったのは、驚きでした。
出雲が、僕は吉原だと言い、高校教師で小説家になりたかったが、5年前に事故で死んだと言い、出雲に憑依したようです。
吉原は死後の、霊界にいけず、さまよっていたのは、現世に未練があったようで、そんなときにバスケの怪我で希望の高校に行けず人生に絶望していた出雲が本屋に来て、消えてしまいたいと泣いていたので、そんな出雲を見て、吉原が大丈夫ですかと声をかけて憑依したと言います。
死後に、幽体となって、自分の死体を客観的にみるという話がありますが、吉原は脳にある記憶を外から見ているというのが、不思議です。
吉原の魂が残っていて、出雲の体を借りたものの、いつか本当の持ち主に返さないといけないと出雲が言うので、ようやく謎がわかりました。
それでも圭介は出雲と貴恵が同じかどうか分からないと認めたくない気持ちが、せつないです。
一方、千嘉は、万理華にあんたのせいで人生めちゃくちゃだ、消えてくれないかと言ったのを思い出し、自分が万理華を虐待したトラウマに悩んでいるようです。
それでも、何故、万理華の体に、貴恵が憑依したのか謎でした。
すると、大晦日の夜、千嘉につめたくされた万理華は、自分がいなくなればいいと、夜の公園で泣いて、万理華が消えたいと言っていると、貴恵が、そんなこと言わないで、かなしいことがあったの?、でも消えたら嫌だなと言い、貴恵が万理華に憑依していたと漸く分かりました。
貴恵が憑依した万理華が千嘉に虐められても、耐えていたのも、千嘉の心を癒し、万理華との関係を修復させようとしたのだと理解します。
一方、寺カフェのマスターが圭介に、貴恵との関係は、今世で運が切れている、欲張りすぎだ、貴恵が、わざわざかえって来た意味を考えろと言うのは、圭介にとっては、厳しい言葉でしたが、それは貴恵との決別を覚悟させるマスターの温情だったのかも知れません。
万理華が守屋に会うと、圭介が貴恵が好きだと言い、守屋は圭介との恋は叶わないと言いますが、万理華が守屋にそれでいいのかと問いかけたのは、圭介と守屋の結婚を求めているようです。
すると、吉原は、この子をよろしくというと意識を失い、目覚めると出雲に戻ったのは、現世への想いを断って、吉原の魂が霊界に行ったようです。
貴恵が憑依した万理華は、圭介に、死んでからもずっと、この家に来て、伝えたかったと言います。
圭介らに元気出しなさいよと言いたかったのが、叶わなかったと言い、万理華は、お母さんに会いたいから戻ったと言うので、いよいよ別れの時が迫っていました。
麻衣はいやだ、ママがいなくなったら生きている意味ないと泣き、友利は今更、無理だと言い、圭介は諦めたくないと言い、万理華も貴恵も生きて行ける方法を見つけると言ううのが、悲しいです。
でも、貴恵は、まだわからないの、本当の万理華の人生を奪っていると言うと、圭介は二度と君を失いたくないと言い返すと、貴恵は、がっかりだと言い、こんなことなら帰って来るんじゃなった、私がいなくても自分の力で、しっかり生きるのよと怒るのは、貴恵の圭介らへの、愛のむちだと思います。
圭介が貴恵と言って抱くと、万理華が、意識をうしない、目覚めると、ここどこ、ママと呼び千嘉はママはここに居るよと言うと、万理華は千嘉に抱きつくので、もう圭介らは現実を受け止めるしかありません。
圭介は落胆し、悲しい顔をしますが、最終回、圭介らは厳しい現実を受け入れ、貴恵なき世界を生きて行く覚悟ができるのか見物です。
小学生の万理華は公園で女性に会った夢を見たことと万理華の母の千嘉に、家に帰りたくなかった理由を話しました。
千嘉も今までのことを詫び、「会いたかったのは今の万理華だ」と言いました。
一方、圭介と麻衣は麻衣の母の貴恵が消えてから、塞ぎ込んでいましたが、圭介が自分がしっかりしなくてはならないことに気づきました。
まず、圭介の同僚の和田が守屋を悪く言ったことを和田とランチをして、うまくたしなめました。
また、部屋に引きこもっている麻衣に今まで麻衣をほったらかしにしていたことを謝り、「これからなくしたものじゃなく、ママがくれた物を見つめて生きていかないか」と言いました。
その結果、麻衣は部屋から出てきて、圭介の作った食事を食べました。
それから、成仏できなくて、下界をさまよっている貴恵に万理華はもう一度、圭介達に会うように勧めました。
貴恵はもう一度、万理華の体に入って、圭介達に会いに行きました。
次にこのドラマの感想はせっかく圭介と麻衣が立ち直ったのにまた貴恵が会いに行くのはどうなのかなと思いました。
出来れば、影で見ている方が良かったのではないかと思いました。
また、圭介と麻衣は次回、「もう大丈夫だからね」と貴恵に言えるだろうと思いますが、やはり会わない方が良いのではないかと何度も思ってしまいました。
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本ページの情報は2022年6月時点のものです。最新の配信状況はParaviサイトにてご確認ください。